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内科一般

内科を受診される方へ

風邪などは早めの受診が大切です。症状が悪化する前に受診して下さい。
その他、「何となくだるい」「食欲がない」「ちょっと気になることがある」など、どこの診療科にかかればいいのか迷っている方もご相談下さい。また、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などについても、 定期的な通院でコントロールしていくことで心筋梗塞・狭心症、脳梗塞などの余病を防ぐことが重要です。

次の様な症状がある場合、お早めにご相談下さい。

  • 発熱、咳、喉の痛み
  • 腹痛、頭痛、胸の痛み、動悸
  • 嘔吐、下痢、血尿、便秘
  • 倦怠感、体重減少  など

不定愁訴(原因のはっきりしない体の不調)についてもご相談下さい。
専門医療機関への紹介もご相談下さい。

肺炎について

肺炎は、ウィルスや細菌による感染症、薬剤、アレルギー、誤嚥など、様々な原因によって肺に炎症が起こり、呼吸障害を起こす病気です。最も多いのは、風邪を引いて体力が低下している時に、ウィルスや細菌などの微生物が空気中から肺に入って、2次感染を起こすケースです。

肺炎球菌のような細菌性肺炎、ウィルス性肺炎のほか、マイコプラズマ菌、真菌(カビ)といった微生物による感染性のもの、間質性肺炎のように非感染性のものも含めて、広く肺の炎症性疾患を肺炎と呼んでいます。それぞれ症状や治療法が違うので注意が必要です。

また、インフルエンザのシーズンにおける細菌性肺炎では、50~60%が肺炎球菌によるものとなっています。この肺炎球菌は、健康な人の口の中に常在していることが多く、体力が落ちているときや、免疫力が弱くなってくると肺炎を引き起こします。

肺炎球菌ワクチンについて

肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされる様々な病気(感染症)を予防するためのワクチンです。
肺炎球菌には90種以上の型があり、そのうちの23種に対してワクチンは効果があり、この23種類で実際の肺炎球菌感染症全体の80%を抑えることができます。

気管支炎について

気管支炎とは、気管支に炎症を起こした状態のことをいいます。
息を吐く時にゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音がしたり、呼吸が困難になるのが特徴です。初期の段階では鼻汁やくしゃみなどが起き、場合によっては熱が出ることもあるため、風邪と判断してしまうことがありますが、風邪が治りかけている様な状態のままいつまでも咳だけが出る場合は、気管支炎の可能性があり、症状が進むと、多呼吸や激しい咳を伴う呼吸困難が起こってきます。

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